アルコール依存症と診断されたら。
まず、カギ付きで勝手に外に出られない病棟へ入院となります。
しかもその日に。
このとき、ほかの病院患者さんとのいざこざとか気にしましたが、
病状の重度によって階を分けているから、心配ないとのこと。
入院後、まずは、
体内に蓄積されている、アルコール成分を完全に抜くことからはじまります。
このときに、患者には強烈なストレスが発生するらしく、
うちの場合はトイレにTシャツを突っ込んで水流し床を水浸しにするということをやらかしてしまいました。
上記治療と並行して、
アルコール依存症に対する正しい知識(ビデオ学習)、
そして、家族の者参席で、この病気への理解、
これらを、患者本人だけではなく家族のものも一緒に同席して行います。
完全に体内からアルコールが抜けたら、次は飲酒要求を抑える措置をほどこします。
これには時間をかけるそうです。
入院して1か月半ぐらいして(我が家の場合)、
抗酒剤の投与が始まります。
入院期間はおよそ3か月。
3か月を過ぎても入院が続くと、入院生活に甘えてしまい日常社会への復帰ができにくくなるから、というのが理由とききました。
なので、病院側も徹底して、
この3か月で社会復帰できるよう治癒してくれます。
また、この間に一時帰宅を2-3度許され、
日常生活にての患者の動静を、我々家族のものが検証します。
これは社会復帰できるかどうかのモニタリングも兼ねているそうです。
我が家の場合たまたま年末-年始だったので、ありとあらゆるところで飲酒の誘惑のある時期、
そんな時期にあえてとくに何事もなかったので、結果良好だったとのことでした。
◆退院後の、日常生活上では◆
退院後も、飲酒を再びはじめたら、
即、再入院、となります。
そして、二度目の入院のときは、こんなに甘くはないよ、とまで、いわれてます。
そのため、毎朝必ず、抗酒剤を、
家族の者が用意して、本人に渡し、飲み終えるのをみとどけます。
この抗酒剤を飲むのをごまかす者も多いらしいので、かならず家族のものが管理するよう徹底されます。
その他、決められた投薬を行う、
日常ではこの程度です。
そして月に1回、通院し、現在の状況などを主治医に伝えます。
本人だけでなく家族同伴で。
たとえば、飲酒要求はあったか、
TVでチューハイのコマーシャルみてほしくなったりしなかったか、
コンビニやスーパーの酒類棚を見て何も反応しなかったか、
などなど。
これは、ずっと、つづきます。
そして、退院後の決めごと、本人は当然のこと、家族の者も一切、アルコールを摂取することは許されなくなります。
なので、いっさい酒類を買ってはいけないし、飲んでもいけないし、そういう場所へ行くことも許されなくなります。
実は自分が飲めなくなるのが嫌で入院させないという家族の方もいるそうです。
基本的にアルコール依存症は一生治らないので、この月1回の治療は一生つづきます。
医療費もバカにならないので、市役所へ行き自立支援制度を適用させていただいてます。
自立支援医療制度について(厚生労働省)また、現在、うつやパニック症候群も併発しているので、障害年金も手続き中。